AT&Tから買ったiPhoneのSIMロックを解除する方法(追記あり)

   

(cc) Image from TechCrunch

※2012年4月23日追記あり

ナイジェリアからの手紙のポストの時にサラッと触れましたが、最近アメリカの大手通信会社AT&Tが、同社との契約を既に終了したiPhoneについてはSIMロック解除を認めるというニュースがありました。

このニュース記事にも書いてある通り、SIMロック解除の手続きを取るためには2つの条件を満たす必要があります。即ち、1)そのiPhoneは既にAT&Tの契約機として使われていない、そして、2)AT&Tのアカウントに料金未払いなどの問題がない。また、最初からフル価格を払って端末を入手した場合、さらに2年間使い続けたわけではないが途中で解約違約金(Early Termination Fee: ETF)を払った場合でも、今回のSIMロック解除の対象になります。今日自分のiPhone 4もめでたくUnlockされましたので、手順を簡単に載せておきます。と言ってもAT&TのiPhone持ってて、そのSIMロック解除したい人向けの日本語記事とか相当ニッチなので、あまり書く意味もないかもしれませんが・・・苦笑。しかも解除する方法と仰々しく題名に書きましたがw,実際は電話をかけるだけなので、自分のiPhone経歴などを交え、1行で終わらないように書いていこうかと思います笑。

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もちろん、それにはいくつか条件がある。第一に、何よりも、そのデバイスは完全に契約解除されていて、利用者のアカウント状態が健全であること ― つまり料金の未払いや利用停止されたことがないこと。さらにAT&Tは、利用者が同社との契約に嫌気がさして早期解約して違約金を払った場合や、助成金なしに一括払いで購入した場合にもロックを解除する。やるじゃないかAT&T。本当によくやった。

本当によくやった、と言いたいところですが、縛り期間を満了もしくはETFを払ってるのならばUnlockして然るべきとも思います・・・。ちなみにこれは,脱獄など必要なしに,いわゆるFactory Unlock,正式なSIMロック解除になりますので,これからは脱獄できなくなるからiOSのアップデートは控えておこう,など考えなくて済むようになる(はず)です。ですのでAT&Tから買ったiPhoneを持っていて,すでに契約期間満了している,もしくはETF払ってる方はそのiPhoneをSIMロック解除することをお勧めします。そしたら日本でも使えますし,海外へ旅行に行った時も現地のSIMカードを差してサクサクiPhoneを使えます。

私の場合、大学時代にアメリカで使っていたVerizonの携帯があったのですが、これはエルサルバドルに引っ越した時に解約しました。しかしエルサルバドルからアメリカに戻って大学院2年目を始めた時に再び携帯が必要になり、丁度その時期(2010年6月)にAT&Tから発売されたiPhone 4を購入して使っていました。大学院修了後に今度はモザンビークに行くことになり、またアメリカに戻ってくるかもわからない状況だったため、再びこのAT&Tのアカウントを解約し、ETFを払ってたのです。その後Jailbreak(いわゆる脱獄)を試みたものの、今までiOSのアップデートが出るたびに何の気兼ねもなくアップデートしてた自分のiPhoneのベースバンドは、既に脱獄してもSIMロック解除はできないものになってしまっていました。そのためモザンビークにiPhone自体は持ってきていましたが、当時は家のネット環境もWi-Fiじゃなかったため、完全にただのアラーム時計化しておりました。

そして去年の暮にイギリスに行った際に、Gevey Ultraなるものを購入し、久しぶりにiPhoneを電話として使うことができました。しかも自分のiPhoneは脱獄済みだったためとても快適に。Gevey Ultraの使い方はこの方のブログが丁寧に写真付きで非常にわかりやすく説明して下さってますので、そちらを参照していただければと思います。これに味をしめ、旅行先のドイツやトルコでも現地のSIMカードを購入し、使ってたのですが、悲劇はトルコで起こりました。

このGevey系のいわゆるSIMトレイに下駄を使うタイプの商品は、SIMカードの切り方などが甘いと詰まりやすく、SIMトレイが取り出せない状態に陥ります。トルコの空港で現地SIMカードを購入していざiPhoneに挿入しようとしたところ、SIMトレイが1ミリも動きません笑。結局このトルコSIMカードは一度も使うことなく、イギリスに戻ってからもモザンビークに戻ってからも一切SIMトレイを取り出すことができず、iPhoneはドイツのSIMカードが入ったまままたもや机の奥深くに眠る運命を辿りました。

その後何かのきっかけでもう一回SIMトレイ救出作戦を行い、ifixit.comというDIY系のウェブサイトのフォーラムのコメントに従った結果、小さなネジをSIMトレイの穴にねじ込むことで取り出すことに成功しました。それに気分をよくした自分は勢いでiPhoneをiOS5にアップデートしていまい、再び自分のiPhoneのベースバンドがアップデートされたため,Gevey Ultraさえ使えなくなりがっかりしてたのですが、そんな時にAT&Tからこの嬉しいニュースが飛び込んできたわけです。

このUnlockingサービス提供開始日であった4月8日に、モザンビークからはるばるアメリカのAT&Tのカスタマーサービスに早速電話をかけました。番号は、+1 800 332 0500で、これはToll Freeナンバーなので外国からでもスカイプを使えば無料でかけることができます。チャットやEメールでもリクエストできた人がいたそうですが、こういうのはAT&Tに現在もアカウントを持っている人で、自分のように既にアクティブなAT&Tアカウントを持ってない人は電話するしかありません。と思ったのですが、とあるところで直接チャットにいけるリンクを教えてもらったので、ここにもリンク貼っておきます。このリンクもAT&Tのカスタマーじゃない人が使い過ぎてじきに停止されるような予感もしますが、電話に抵抗がある人はチャットでリクエスト送るといいかもしれません。

電話では昔のアカウントの状態をチェックされ、滞納金がないことやETFを払ったことなどがまず確認されます。次にiPhoneのInternational Mobile Equipment Identity (IMEI)をAT&Tに伝えました。これはiPhoneの,Settings→General→Aboutで一番下のほうに出てきます。もしくはDial Padから電話をかける具合で,*#06#とスペースなしで打ち込む出てきます。ここまでやるとケース番号がもらえ,48-72時間中に連絡のメールがいくと言われますが、同時にこのケースの解決には最大で4月16日(一週間後)まで待つ必要がありますと言われたました。当然72時間経っても連絡はきませんでしたが、Macrumorsなどのフォーラムを覗くと続々とUnlockingに成功する人達が出てきています。中には電話終わって1分後にメールが来た人がいたり、10日に電話かけて、メール受け取ってないけど手順に従ったらUnlockできた!なんて人もいたようで、もやもやが積もります。結局4月16日を過ぎても連絡は来ず、改めて電話してみると、ものすごい大量のリクエストがきてるそうで、時間がかかると。もう一週間待ってくれと言われます。

もうあまり期待するのは辞めておこうと泰然自若としたところで、今日メールがきてました!電話してからメールが来るまで11日間(9営業日)かかった計算になります。先週の頭に電話してUnlockingをリクエストしたけどまだメールの来ない人は、もうちょっとの辛抱でメールがくるかもしれないです。メールの内容はこんな感じ。結構味気ないです笑。

メール下部のリンクはこんな感じ

ここからの必要な手順はiPhoneのバックアップを取ってRestoreをするだけ。中にはRestore後にCongratulations!的なメッセージが出た人もいたみたいですが、自分の時はそういう感動的な演出はなくw、気付いたら以下の通りVodacom MozambiqueのSIMカードが使えてました。

ということで、晴れてiPhoneがUnlockされました!Personal Hotspot機能も使えるので、明日からモザンビークでもiPhoneのおかげで快適モバイルライフが始まりそうです。

ちなみにこれもMacrumorsで読んだ話ですが、eBayやCraigslistなどで他人から買ったiPhoneでもUnlockできる可能性があるそうです。購入の証拠となる書類(領収書など)の提出を求められたり、前オーナーのAT&Tアカウントに滞納があったかどうかなどもチェックされるそうですが、一度もAT&Tの電話として使わなかった人でも無事にUnlockできてたりしますので、リクエストを出す価値はあると思います。

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